2010年12月15日に開催されました、KIC研(関西知財コンサルティング研究会)での発表内容の報告です。
1.「中小企業における知財業務(知財コンサルティングに向けて)」
中小企業の勤務弁理士から、中小企業での業務内容の実態の発表がなされました。
調査や出願などの目的・行程・効果・結果を明確にした上で、業務を進めることの重要性が発表されました。
また、調査後などの事後確認の重要性も発表されました。
知財コンサルティングを実行する上で、非常に、勉強になる指針が示されたと感じました。
自身、事後確認のところでは、うまくできていない点もあるなあと反省しました。
2.「知財コンサルの実例」
ある事務所経営弁理士から、知財コンサルティングの失敗例の発表がありました。
企業の規模や担当者の要望などを把握して、知財コンサルを進めることの難しさや費用回収の難しさなどがとても勉強になりました。
失敗例との報告でしたが、中には、成功例?といえるような関わり方もあるように感じました。
3.「判定の活用に関する考察」
ある事務所勤務弁理士から、判定制度の活用事例についての発表がなされました。
判定が輸入差し止めの際に利用されることは周知ですが、特許などの権利の場合、あとで無効になったらどうなるのかなど、法律論的にも難しいところがあり、議論が白熱いたしました。鑑定の方が良いという、企業内弁理士の方の意見もでました。
ケースバイケースで、判定や鑑定など、パイを持っておくことが重要であるという認識をあらためて感じました。
勉強会のあと、近くの大衆居酒屋で忘年会を開催し、意見交換を行いました。
KIC研としては、来年は、1年間の勉強会の成果を何らかの形で、アウトプットしたいと感じております。
KIC研の現在の会員数は、25名(事務所弁理士 20名(内弁護士2名) 企業弁理士 5名)です。ご入会をご希望の方は、下記をご覧ください。
http://www.takapat.jp/5kansai.html
今後の予定(仮)
◆2011年3月2日
「技術開発部門におけるノウハウ管理」
「中小企業の中国進出前の検討事項」
「弁護士における知財関連業務」